Vol.86【ドイツ 保育園】新年度がスタート


前回の投稿が7月。(゚Д゚)
その間に3週間の夏休みがありました。

その3週間は保育園自体が閉じるので、保育士たちはみんな一斉にこのタイミングで夏休みを取ります。今年の夏は5月から毎日暑くて暑くて後半しんどかったので、夏休みが待ち遠しかった・・・


丸3年ぶりの日本


そして夏休みを利用して、2週間ほど、3年ぶりに日本に帰国しました。
家族とはふだんからビデオ電話でひんぱんに話していましたが、やはり実際に会うのは全然違うんですね。
「本物か?」と思って、母の顔をぺたぺた触ってしまいました。


実家で久々に母とのんびりとした時間を過ごしたり、地元や東京で友人と会ったり、、、
3年ぶりの日本は非日常で、ちょっとした旅行気分でした。

人との再会以外に感動したことは、刺身と日本酒、日本の景色。

ちなみにペイペイというものは知りませんでした。


保育園の新年度がスタート


9月6日から新年度が始まりました。


初日は、pädagogischer Tag(教育者の日)と言って、園長と保育士だけが集まって、新年度の準備や、普段の保育に関して深堀りして話し合いをする日です。子どもは登園しないことになっています。

いまの園では初めての pädagogischer Tagでしたが、園によって違いがあっておもしろいです。
内容は基本的に園長が考えます。

今回は、保育の話以外に、自己分析と他人理解のためのアクティビティーなんてものも。
自分がどんなことに価値を感じる人で、直近ではどんな出来事があったか、などなどを3人一組で話します。その他に、普段の仕事の中で、忍耐が必要な場面(子どもと関わっていたらよくありますネ…)にどのように自分をコントロールするか、どういう風に周りは助けられるか、など。

自分の意見をしっかり伝えあうドイツ文化っぽく、みんなはっきり物を言います。
それでも保育士を職業にするような人は、ドイツ人の中では比較的、相手の表情を見て柔らかく話をする方だとは感じますが・・・🤔


どうなる、この冬。


同僚や知り合いとの会話の中で最近よく出る、「この冬どうなるかな」問題。

エネルギー不足にともない電気・ガス代が高騰し、食料品などの物価も値上がりが続いています。

「電気代が3倍になった」
「家賃が再来月から100ユーロ上がる」
「今年の冬は暖房をつけない予定」

など、各方面からいろんな声を聞きます。

今年の冬のクリスマスマーケットはだいぶ寂しくなりそうです。