4月も後半に差し掛かるというのに、今週は雪やみぞれが降り、まさに冬でした。
こんな寒い中でも、おじちゃんや若い子関わらず、街ではアイスを食べてる人が一定数います。アイス大好きよね、ドイツの方々…
保育園の同僚も「太陽が出ていれば半袖!気温は関係ない。」とのこと。ちょっと真似して薄着をしてみたら、案の定いま風邪気味です。
今週の覚え書き。
✔ 連絡帳はない
✔ 送り迎えする父親が多い
✔ 先生が足りないときは家庭にも休んでもらうようお願い
私の入っているグループは、ふだんは自分含めて先生が3人体制。ですが、日曜日にコロナのワクチンを打った先生が副作用で具合が悪いということで、今週前半は欠席していました。ふだん先生が休んだ場合は、代わりに園長が保育に入っているのですが、あいにく他のグループでも欠席の先生がいたため、2人で保育をすることに。前回の記事でも書きましたが、10人の子どものうち、現在慣らし保育中の子どもが2人います。泣きっぱなしで抱っこ必須の子ども2人いる中で、先生2人でほかの子ども8人を安全に保育するのは難しいということで、園長から慣らし保育中の家庭に事情を伝えて休んでもらえるようお願いしていました。決して安くはない保育料を払ってる日本では、まず無いことですよね。
とはいえ、今回がイレギュラーなのでは?と思うかもしれないですが、保育園から家庭に対して登園を控えてもらうようお願いする場面は、オペアをしていた時にも何回か遭遇しました。中には、「○○先生がバケーション(Urlaub)でいないから、休める家庭は保育園休んでほしい」という理由も(!)。
✔ 連絡帳はない
先生と親の日々の伝達は、基本的に送迎時にすべて口頭。お迎え時に、子どもの一日の様子と、給食では何をどのぐらい食べたか、お昼寝した場合は何時間寝たか、などなど。オムツなど、保育園に常に置いておいてもらう備品が足りなくなった場合は、親が一目でわかるようなお知らせ用紙が子ども一人一人のロッカーに貼ってあります。
上から、ティッシュ、お茶、オムツ、ウェットティッシュ、替えの洋服です。
実際、連絡帳がないのは、親と先生どちらにとっても、良いことなんじゃないかと思ってます。日本ではオンラインでなく、手書きの連絡帳を使っている保育園もまだまだ多いですよね。働いているママさんは、朝の忙しい時間帯に連絡帳を書くのもひと手間。一方で、先生たちも連絡帳を書くことに追われてきちんと昼休憩が取れていなかったりします。丁寧に気を使って書くし、なんだかんだ時間がかかります。連絡帳を完全になくすのは日本の文化的にすぐにできなくても、少しでも簡易化できれば…と思ってしまいます。
✔ 送り迎えする父親が多い
いまの保育園の送り迎えの様子を見ていると、パパとママの割合がちょうど一緒くらい。送り迎えの話だけではないですが、育児参加する父親が日本と比較して圧倒的に多い。これは社会の仕組みや、労働・子育て文化が国によってもちろん違うので、どちらかを肯定否定したいわけではないです。ドイツの場合は、育休取得の際に「Elterngeld」という手当てがあり、育休取得によって所得が減る人は、子どもが生まれる前の平均賃金(手取り)の67%を受給できます。(※上限1800ユーロ)2007年以降、この制度によって父親も育休が取りやすくなり、取得率も大幅にアップしたとのこと。社会保障や教育費用に関しても、ドイツは子育てには優しい。
日本のパパたちももっと育児に参加したい人が多いはずだけど、社会システム・文化的にハードルが高く、会社等でそういう取り組みがあったとしても現実的には機能していないことが多いと思うと、子育て環境についても自分で選択しなくては…と考えさせられます。
最後脱線しましたが、今日はここまで。
読んでいただき、ありがとうございました。
おでん