Vol.45【日記】1回目のコロナワクチン接種



今朝、1回目のワクチンを打ってきたので、その記録。

わたしの場合は、保育園の運営元を通して予約が取れた。
保育園や小学校で働いている人は、ワクチン接種の優先順位の上位にいる。わたしの保育園の同僚は、すでに全員2回目の接種まで終えている。


ちなみに、昨日の日曜日、今日わたしが行ったフライブルクのワクチン会場では、「アストラゼネカ製のワクチンでも構わない、という成人以上の人は、予約なしで誰でもワクチンを打てます」という催しが行われていた。
余っている1400個のアストラゼネカ製のワクチンを求めて、朝の8時には、なんと3000人が会場に押し寄せた。
当然、ワクチンのチケットはすぐに無くなったとのこと。

今回わたしが打ったワクチンの種類は、ビオンテック(ファイザー)製。
ワクチンについて特別詳しいわけではないが、アストラゼネカ製のワクチンは、若い女性に血栓ができる恐れがある、といニュースを聞いてからは、できれば打ちたくないなと思ってしまうのが正直な気持ち。もちろんこれは個人の考え方による。


今日のワクチン接種。結論から言うと、導線や手順がしっかり考えられていて、とってもスムーズだった。
到着してから30分くらいで終了。


まず、予約は10時半。
上司の伝え間違いで最初ちがう小さな会場に行ってしまい、結局通常のワクチン会場に20分遅れくらいで着いたが問題なく受付できた。

会場の入り口。人はまばら。予約確認書がないと入れない。


受付も自分の前に3人くらい。


受付では身分証明を提示し、
「持病はあるか」
「直近半月以内にコロナ感染者と接触したか」
「アレルギーはあるか」
「最近、風邪は引いたか。もしくは風邪らしき症状はあるか」
「味覚や嗅覚に何か異常はあるか」
など聞かれ、わたしの場合はすべて「Nein(いいえ)」と答え、検温されてさらに奥へ。

会場に入ると、個別ブースが30個くらい並んでいた。
就活の合同説明会を思い出した。係の人が空いた個別ブースにどんどん人を流している。
そこでは、健康保険証、パスポート、職場から事前にもらっていた証明書を見せ、現住所を確認された。
そして、
「何回目のワクチン接種か」
「2回目の接種の予約はすでにしたか」
と聞かれ、「2回目の予約はまだ」と答えると、「帰りに、出口にいる係の人に2回目のワクチンの予約のための書類をもらって。そこに載っているコードで予約が取れます」とのこと。
最後に、受付でされたような質問を再度確認され、またもやすべて「いいえ」と答え先へ。

進むと、シートで中が見えないようになっている注射ブースがいくつか並んでおり、そこに入る。
先ほどの個別ブースでもらっていた書類をお医者さんらしきお姉さんに渡し、
「最近、ほかの予防接種はしていないか」
「アレルギーはあるか」
「妊娠しているか」
と質問され、またもすべて否定。
もう一人いた若い女の子に利き腕を聞かれ、利き腕でない方の二の腕に注射。

「ワクチンパスポートは?」と聞かれたが、「まだ持っていない」と答えると、代わりに小さめの証明書をくれた。
※2回目の接種の際に必要なので、めちゃくちゃ重要。

「なにか質問は?」とお医者さんに聞かれ、終了。

あとは安全のため、待合いスペースで15分待つ。


15分後、何も気になる症状がなければ出口へ。

出口でも、個別ブースでもらっていた書類を見せ、「2回目の予約をまだしていない」と伝えると、予約コードが載った書類を一枚くれた。
「そのコードを使って、インターネットで7日以内に次の予約を取ってください」とのこと。
ちなみに、その書類にインターネットのURLなど、詳しいやり方も載っているので安心。


こんな感じで30分ほどで、さくっと終わった。
会場を移動している途中でも、質問カウンターがあり、そこで質問している高齢者もいた。個別ブースでも注射ブースでも「なにか質問ある?」と聞いてくれたので、なにか気になる点がある方は遠慮せず質問できると思う。


ドイツでも場所によって多少の違いはあるかもですが、だいたいの流れは一緒だと思うので参考になれば嬉しいです。
聞かれる質問は限られていたので、ドイツ語の勉強を始めて間もない方は、ワクチン会場に行く前に単語だけでも少し調べておく、もしくは周りの知り合いに聞いて、カンペを忍ばせておくと安心かも、と感じました。