今回は、保育士資格の書き換えの件、経過報告です。
興味があれば、前回の記事もどうぞ。
参考になれば嬉しいです。
前回の記事でも報告しましたが、審査の結果、わたしの学歴と職歴をドイツの保育士(Erzieher/Erzieherin)の国家資格として認めてもらうためには、半年の現場研修&研修後レポート提出、もしくは教育大学で行われる適性試験に合格するか、ふたつの選択肢があるとのことでした。
わたしの場合、迷わず、半年の現場研修&レポート提出を選びたいところ…
(試験事はあまり得意ではないのです…)
そこで、今働いている保育園(Kita)の園長に、この資格認定のための研修(Anpassungslehrgang)をさせてもらえないか、相談してみることにしました。
「今の雇用形態と何がちがうの?」と思われるかもしれませんが、現在はドイツの有償ボランティア制度(FSJ/BFD)を利用して毎日保育園で働いています。ボランティア、というだけあって、月の給料はお小遣い程度。(これは国から支給される仕組みで、低給なので税金も発生しません。)契約も、ボランティア先を斡旋している団体を介しての契約をしています。
※この有償ボランティア制度、興味がある方。こちらでちょこっと説明しています。
ですが、この資格認定のための研修(Anpassungslehrgang)を始めるとなると、保育園の運営元(教会や自治体など園によって様々)と直接の契約となり、給料も出ます。ただ、わたしのような外国人の場合は、外国人局に報告をして、就労許可と滞在許可をもらう必要があります。その外国人局での手続きの際に、雇用主(今回の場合、保育園の運営元)が記載しなくてはならない書類もあるため、それも保育園側にお願いしないといけない。
ドイツの役所の手続き関係は、まだまだ書類文化な面もある、そして役所の担当者にもよるのでなかなかややこしい・・・雇用主もできればやりたくない仕事なわけです。その中で、現地企業に採用され、働いている日本人の方を見ると本当にすごいなと尊敬します。
まぁそんなこんなで、いい返事をもらえるか不安に思いながらも園長に相談。
すると、答えはOK. むしろ喜んで!でした。
ありがたい・・・
今まさに働いている職場に相談できる、というのはやはり大きかったです。
低給ですが経験を積ませてもらえるだけありがたい、と思って日々まじめに取り組んでみるものですね・・。
まだ外国人局とのやり取りや手続きがあるので、「やっぱ無理やった!」みたいな事態もあるので油断はできないのですが、ひとまず安心。
まずは、この研修が無事に始められますように。