今回は、保育士資格書き換えの経過報告です。
いつかの誰かの参考になれば幸いです🙏
前回の記事はこちら。
先日、いま働いている保育園から、資格認定のための研修(Anpassungslehrgang)を始めるための契約書をゲットできました。
次なる関門は、外国人局での手続きです。
滞在目的の変更を伝えて、ビザの更新をしてもらわなければなりません。要は、「資格認定のための研修をするため、滞在許可と就労許可をもらう」ということです。
指定された全ての書類を外国人局に提出してから、労働局での登録などの手続きに最低2週間はかかるとのことなので早めの行動をおすすめします。
わたしも本来だと6月からこの研修をスタートさせたかったのですが、外国人局の担当者より、労働局での手続きに時間が必要、と言われ、結局一ヶ月契約開始日を遅らせることにしました。書類の不備などを指摘された場合にはもっと時間がかかることになります。とほほ。
しかし、これでもコロナの好影響があって、外国人局での手続きがスムーズになりました。
コロナ問題があってからは、事前に必要書類を担当者にメールで提出、外国人局ではお金の支払いや滞在許可証の受け取り、など最低限の手続きで済むようになりました。
これがコロナ以前は、最初のメールで指定された必要書類を持っていくと、窓口の担当者は別の人。結局また1から説明し、追加書類があったり。そして、追加書類を持っていくと、窓口には再び別の担当者がいて、前回指摘されなかった書類不備が発覚する、など、日本人の先輩達の恐ろしい奮闘記を聞きます。
現在は外国人局とは基本メールでのやり取りなので担当者が変わることもなく、外国人局自体も完全予約制。今後もこのシステムが続くことを祈る…。
さて、今回外国局から求められた書類を紹介したいと思います。
お住まいの地域、状況、担当者、によって様々ですので、参考程度に見てもらえたらと思います。
①滞在許可申請書(Antrag auf Erteilung)

これは担当者が記入用紙をメールで送ってくれました。名前や住所、犯罪歴などの項目を埋めるだけです。
②雇用契約書(Arbeitsvertrag)

研修先と契約を結び、お互いの署名がある契約書です。
③職務内容説明書(Stellenbeschreibung)

これは雇用主(研修先)に記載してもらいます。労働時間や給料、休暇のことなど雇用形態について細かく記載する書類です。
④健康保険証(Krankenversicherungsnachweis)

研修期間(契約期間)を満たした健康保険に入っていることが必要です。
⑤ドイツ語B1以上の証明書(Sprachnachweis B1)

語学学校の修了書でなく、Goethe(ゲーテ) や telc など、公的なドイツ語試験の合格書が必要です。
本来であれば、上記の書類に加え、預金残高の証明(ドイツで生活していくだけの資金があるかのチェック)なども求められると思います。が、数ヶ月前の前回のビザ更新の際にすでに送っていたので、今回は特に求められなかったのかと予想。。🤔
今回の手続きはこんな感じでした。
また、雇用主(研修先)から契約書や職務内容の説明書を受け取ったら、外国人局に提出する前に、自分でも契約内容や労働形態を確認しておくことをおすすめします。
労働時間や給与面などで疑問や誤解があれば、この時点で解決できると良いです。
受け取りまでスムーズにいきますように。
では、また!