Vol.55【日記】Hausarzt(かかりつけ医)探しとZeckenimpfung(ダニ脳炎ワクチン)



突然ですが。
「ドイツ在住の日本人の方々は、Hausarzt(かかりつけ医、ホームドクター)をどのように探しているのかしら?」とずっと疑問に思っていました。

ドイツ人のパートナーの地元やなじみの土地に一緒に住んでいる方は、同じHausarztに行くのかな、と予想😳
しかし特にそういった知り合いがいない日本人の方はどうしているんでしょうー。


ドイツに来て間もなく2年が経ちますが、幸いなことにこれまで医者に行く機会はありませんでした。
し、か、し、今回ダニ脳炎ワクチンの予防接種を打つために、やっとこさ Hausarzt とやらを探すことに。。

紹介以外の新規の患者は受け付けていない医者も多いと聞くし、大変かな~と予想していました。が!
結果から言うと、ラッキーなことにすごく簡単に見つかりました。

まずはグーグルマップで近所の医者を見て、口コミをチェック。
特に問題なさそうと思ったので、翌日仕事の帰り道に寄ってみることにしました。

「ハロー。あの~、わたし Hausarzt を探しているのですがー・・・」と受付のお姉さんに伝えたところ、新規の患者も受け付けているようで、すぐに予約を取り付けてくれることに。ヤッター。



ところで、なぜダニ脳炎ワクチンの予防接種をしたいのか、というと…

わたしの住む地域の周りには、黒い森(Schwarzwald)と呼ばれる立派な森が広がっています。
そこには森林地域に生息するマダニ(Zecke=ツェッケ)が多く住んでいて、脳炎ウイルスを持つマダニに噛まれると、最悪の場合は命に関わる重篤な症状や後遺症を伴う神経障害を引き起こすことがあるとのこと。
(別名「吸血ダニ」という。おそろしい。)

ドイツでは特にバイエルン州、バーデン=ヴュルテンベルク州での発症が大半を占めるそう。

わたしの周りでも、森にお散歩や遠足に行く機会の多い子どもたち、保育園・学校の先生たちはほとんど予防接種をしている印象。
ということで、わたしもコロナワクチン2回目を終えた今のタイミングで、ダニ脳炎ワクチンを接種しようと思ったわけです。

ちなみに、予防接種の回数ですが、間隔を空けて3回接種します。
初回から1〜3か月後に2回目、初回から6〜9か月後に3回目。
その後、3〜5年ごとに免疫維持のためのワクチン接種を1回ずつ行うそうな。


ちなみに、そのお医者さんはこれから1か月休暇のため、予約も8月になってしまいました😅
が、従事者の方々にはゆっくり休んでほしいですね。


医者の話で言うと、婦人科、歯医者もそろそろドイツで見つけないとなー。
異国に根を張るのは時間がかかりますな~。
あたりまえね!

人の少ない時間を狙って行ったビアガーデン。
がやがやしてない方が好き。


では、また!