Vol.56【日記】保育士になるための Ausbildung、契約解除



さて、今月から無事に、日本の保育士資格書き換えのための研修を、いま現在働いている園でそのままスタートできることになりました。


ということで、本来今年の9月から通う予定だった、保育士・幼稚園の先生になるための Ausbildung の契約を解除(解約)しなくてはならない状態…





ドイツでは、部屋だったり公共料金だったり、なにかしらの契約を解除するためには、3か月前に申し出ないといけないことが多いです。
解約したい月、または日にちから3か月を切ってしまうと、余分にお金を払うことになってしまったり、一定の時期まで解約できなかったりします。そのため、何かしら契約書をもらった際には、解約条件を念入りに確認するようにしています。


今回わたしの通う予定だった保育士になるための Ausbildung も例にもれず。
解約したい場合は、契約開始日8月1日の3か月前、4月末までに申し出ないといけませんでした。(授業自体は9月からスタートですが、契約の開始日は8月1日からでした。)


ということで、
「解約はできないだろうから、1年分は授業料を払うことになるかな…」と覚悟のうえ、謝罪の気持ちと事情をこまかく書き、Stuttgartからの資格書き換えの審査結果のコピーも添付して連絡しました。。(どきどき)



すると、約10日後にポストに手紙。


『あなたも知っている通り、解約期間は過ぎており、原則1年後までは解約できません。

しかし、学費は免除し、契約自体も今年2021年の12月末で解約することを認めます。

この譲歩処置は例外です。

あなたの今後の人生がうまくいくように祈っています。』


というような内容。(!!!)



現状に感謝しながら、謙虚にコツコツまわりに恩送りをして生きようと思った出来事なのでした。