Vol.64【ドイツの保育園】Kitaで働く一日のスケジュール



明日で9月も終わり…ドイツが寒くなるのは一瞬で、朝の通勤時は吐く息が白くなってきました。


ドイツの気候も日本と同じように四季を楽しめます。🍂

ドイツ南西部には、Schwarzwald(シュヴァルツヴァルト)と呼ばれる、それはそれはうつくし~い森が広がっています。
秋晴れの日は静かに呼吸しているようで、一層きれい🌲
そんな森に癒されながら、せっせとチャリ通勤🚴
こういうとき、東京の大都会にはもう戻らないだろうなぁ・・なんて思います。
まだ未来のことはまったく分からないですが、なんとなく。😂



さて、現在わたしは保育園(ドイツ語でKita)でフルタイムで働きながら、日本の保育士資格をドイツの保育士(幼稚園教諭)の資格に書き換える、という手続きをしています。

そこで今回は、保育園で働く一日流れを紹介したいと思います😊
ドイツにももちろん様々な保育園があるので、「ほぉ~こんな感じなのね」と、一例として楽しんでもらえたらうれしいです。



【一日の流れ】


⏰7:50
出勤。子ども達の水筒のためのお湯を沸かしたり、部屋を喚起するなど、諸々準備します。
それでも準備は10分あればできる👍


⏰8:00~8:30
子ども登園タイム①。保育園で朝食を食べる子は、この時間に登園。
到着次第、自由遊び。


⏰8:30~9:00
朝食ターイム!子どもも先生もそれぞれ自宅から朝食を持ってくる。
わたしは超絶簡単に、毎朝ヨーグルトとシリアルを食べておりやす。


⏰9:00~9:30
子ども登園タイム②。朝食を自宅で食べてくる子はこの時間に登園。


⏰9:30~11:00
☀庭で自由遊び、もしくはお散歩。
☂室内で制作遊び。
雨の日以外は、お散歩⇒庭遊びという流れで、基本的にずっと外で過ごします。
お散歩はコロナパンデミックの前は公園に行くこともあったそうですが、最近はもっぱら近所の川に行き、川沿いをひたすら歩きます。街中に近い保育園なので、子どもの数が少ない日は、時々街に行くことも。市場の様子を見たり、お店を見たりと盛りだくさん。


⏰11:00~11:30
おむつ替え、トイレ。庭で遊びながら順番に子どもを呼んで行うので、30分くらいかかります。


⏰11:30~12:10
昼食。ケータリングサービスを利用しているので、園では温めるだけでOK.
食後のデザートとして、毎日たっぷりフルーツを食べます。
給食は余れば、先生も食べられます🐷


⏰12:10~13:00
お迎えまで、庭で自由遊び。半日保育のグループは13時で終了。
子どもたちが遊んでいる間に、先生の一人はキッチンを片づけたり、洗濯をしたり。


⏰13:00~13:30
休憩タイム。


⏰13:30~14:30
休憩後、保育園の同じ敷地内にある、一日保育のグループの部屋に移動。
お昼寝から起きた子のおむつ替えや着替えなどの手伝い。


⏰14:30~15:00
おやつタイム。子どもたちは自宅から持ってきたものを食べます。
パン、生野菜、果物を持ってくる子が多い。


⏰15:00~16:30
お迎えまで、庭で自由遊び。


⏰16:00~16:30
最後のお迎えの子が帰ったら 仕事終了。風の速さでみんな帰っていきます。




このような形で一日が過ぎていきます。

連絡帳はなし、書類仕事はそれぞれの先生が週に一度、午後の時間丸々取って取り組めるように予め組まれています。
子どもたちが食べた後のキッチンの片付けは先生が行いますが、遊び部屋やトイレなどの全体的な掃除は清掃業者に委託しています。


日本との違いはもちろん色々と、そしてたくさんありますが、業務内容で言えば、掃除や書類仕事、行事の準備に日々追われることなく、子どもとゆったり関われる時間がたくさんあることが最も大きな違いなんじゃないかな、、、と感じます。



では、また!