Vol.3【オペア】ドイツのオペアの労働条件とは?


さて、オペア制度を利用するための条件が分かったところで、

今回はオペアの労働条件を紹介します。


労働条件に関しては、ドイツ労働局が定めています。


オペアはホストファミリーのお家に住み込みで、家族の一員になって働く、ということになるので、仕事の範囲内と範囲外の線引きがむずかしい部分があります。


単なる強制労働のようにならないためにも、きちんと決まりがあるということです◎



✔ 仕事内容 

子どものお世話と簡単な家事
※くわしく、また書きます。



✔ 労働時間 

一日6時間以内かつ、週30時間まで



✔ 休暇 

一年間働く前提で、4週間の有給休暇
また、最低でも週に一日は完全に休みの日を作ること。
最低でも月に一度の日曜日は休みにすること。
最低でも週4日の夜は休みにすること。



✔ お小遣い(給料) 

ひと月最低260ユーロ(日本円で、32,000円くらい)
※ ⇒ 280ユーロ(2020年10月改定)



✔ 基本的な生活 

毎食事と、一人用のお部屋を提供してもらえます。
オペア専用のトイレ・バスルームのある場合も多いです。



✔ 健康保険 

ドイツに滞在するためには、健康保険が必須なのですが、こちらも提供されます。



✔ 語学学校の補助

ファミリーより、月50ユーロの補助が出ます。




以上のように決まりがあり、ファミリーはこの決まりに沿ってオペアにお仕事を依頼します。



このように決まりがあるものの、実際、ファミリーによっては、労働条件と異なっている場合があります。

「全然休みがナイ…」
「語学学校に行けてない…」
など、何か労働条件に沿っていないな、という部分があったら、ファミリーと話し合う必要がありますよね。


ですが、、、

ホストファミリーと毎日過ごすので言い出しにくい…。

子どもが関わってくることなので、予想通りにいかない部分ももちろんあるから仕方ないのかな…。

と、なってしまう場合も多いんですよね。




気持ちよく働き始めるため、かつ、働き始めてからも何か疑問があればその都度ファミリーと話し合うためにも、

基本的な決まりを知っておくのは大切だな、と改めて思う今日このごろです。



では、また!


おでん食べたいな。