今日は最近、個人的に知ったびっくり話。
と、同時に、 ちょっと困ったかも話です。
🤔🤔🤔
日本の保育士免許をドイツの保育士免許に書き換えるため、いろいろな書類を集めていて、 日本の保育士免許をドイツ認定の翻訳家に 翻訳してもらわなければなりませんでした。
諸々調べて、 Offenburgに住むドイツ人の翻訳家の方にお願いすることにしました。
すべてメールのやり取りで済んで、対応も内容もとてもよかったです。
そして、とても速い!
依頼してから受け取るまで、2週間かからないくらい。
大きい翻訳会社よりも、シンプルで見やすいホームページで、値段も安く感じました。
内容には満足なのですが、ひとつ気になることが。
日本の幼稚園教諭と保育士は管轄する省が違えど、保育士は保育園で、幼稚園教諭は幼稚園で、クラスの担任として子どもたちを単独で見たり、施設の管理者になったり、ある種責任のある仕事をすることが許されていますよね。
なので、どちらの職業もドイツ語でいうと、
Erzieher:教育者
(一般的には幼児教育の教育者のことを指します。)
と訳されると個人的には思っていたのです。
ですが、
その翻訳家によると、「保育士」のドイツ語直訳は、
Kinderpfleger とのことでした。
このKinderpfleger、どのような役職を指すかというと、
Erzieherの補助的役割で、常にErzieherとチームで働き、子どもを一人で見たり、研修生を監督したり、施設の管理者になることも許されていないとのこと。
日本で言うと、保育補助の先生ですね!
つまり、日本の保育士資格はドイツ語直訳すると、
保育補助ができます、という資格になり、
立場も役割も日本の「保育士」とは変わってくる、ということですね。
なるほどー。
ちなみに、素朴な疑問だったので、日本の「保育士」はドイツで言う「Erzieher」と近い役職になるんだが、Erzieherと翻訳してもらうことは可能か、その翻訳家の方に聞いてみました。
「 日本の保育士は、ドイツのErzieherの役割とかなり近いかもしれないけれど、保育士のドイツ語直訳は Kinderpfleger と決まっているから、そこを変えたりすることはできないの~」とのことでした。
納得🙄
またひとつ学びでした。
この違いが後々資格の書き換えになにかしら影響しそうな予感。
また、報告したいと思います😊
では、また!